「たま」とわたし 其の五
柳原さんについて
柳原さんを語るのは難しい。
たまと違う音楽をやりたくて早々に脱退したから…。
その後の知久さんの苦悩を想像すると胸が締め付けられそうだから…。
でも、柳原さん、やっぱり好きだ(笑)
周知のことだけど、たまのポップス部分を支えたのは彼だし、たまを地上に浮上させたのは彼の楽曲と歌声のちからがあってこそだったと思う。
つかみどころのないキャラ、 楽しそうに歌う姿、伸びのある歌声、上品な雰囲気、どれをとっても素敵です(^ ^)
だけど、きっと、それはたま時代の私の中のイメージです。
ソロ曲も何曲か聞きました。
「再生ジンタ」と「君を気にしてる」は好き。
他にはまだピンとくる曲がまだない。とはいえ柳原さんの曲はカバーも入れるとたくさんあるので把握しきれてはいないのですが。
生で聴けば印象変わるかな、と、実は先日初めて柳原さんのライブを見に行きました。
ライブはとてもよかった!
でも、私的によかったのはたま時代の曲で、他のお客さん達もたま時代の曲へのノリはハンパなかった。
合いの手や間奏アレンジはほぼたま時代のままだったし。
そりゃたま曲の方が売り上げ等を見ても認知度が高いからだとは思うけど。
柳原さんて正直わからないです。
たま違う曲がやりたくて脱退したのに、たま曲を歌うし、たまアレンジのままだし。そういうところが一部たまファンから、裏切り者扱いされるのもわかります。
私もいっときそういう感情を持ちました。
でも、彼が話している動画や文章、また、石川さんなどからみた柳原さんを統合すると、柳原さんらしいとも思うのよね〜。
その時にやりたいことをやるだけ。
たま時代は柳原さんは毎日モードが変わっていたそうです。
その日の気分でキャラを変えていた。
まさに、つかみどころがない。
音楽性もそうじゃないかな。
よくたまで11年続けたなあと思うくらい。
今は「節」をやりたいそうです、柳原さん。
柳原さん流演歌「アラビア小唄」という曲をライブで聴きました。
正直、耳に残りません。ごめんなさい。
さらにごめんなさい。
その曲を聞いて思ったのは、「これこそ知久さんの出番(十八番)じゃない?」と思ってしまったのです。。。
たまファンならわかると思いますが、節まわしといえば知久さんです。
また、伴奏の演歌調ギターなんて知久さんにやらせたら、どこまでも凝ったいわゆる「三味線奏法」してくれると思うんですよぉ…。
なんて。
やっぱり再結成希望が強すぎるかなあ。
柳原さんの声ってハッキリしていて、よく通る硬質な声だと思うんです。滑舌もいい。
(軟質な声って、例えばGさんとか、桑田佳祐とか、福山雅治のような声をイメージしています)
だから、アップテンポな曲は気持ちよく聞けるし、複数コーラス入っても、音数の多い伴奏入っても埋もれることがない。たまでは彼の長所が如何なく発揮されていたと思うんです。
だから今でも、動画サイトで高い評価を得られる。
…たま推し視点ですかね。
でも、楽しそうに歌う柳原さんを目の前で見て嬉しかったし、より好きになりました。楽しそうに伸び伸び歌うのが本当に素敵です。
そうそう、印象はたま時代とあまり変わらないと思いました。
たま曲で、お客さんと一体化して歌って、本当に楽しそうでしたし私も幸せでした。ありがとうございました。
ソロも頑張って欲しいけど、一度くらいみんなで集まったっていいんじゃないかなあ(希望)
そろそろ一周回って、たまで音楽やってみたくならないかなあ。
と言いつつせっせとソロライブに行きますね。
個人的な雑感です。ソロファンの方が目にしましたらごめんなさい。